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先日、西武線内で、添付画像の車内吊りセクハラ広告を目にし、大変不快感を覚えたので、私は西武鉄道お客様センターに意見・質問をお送りしました。
日本では、男性中心目線の女性水着姿やエロ雑誌の広告を、男女共有スペースにおいて堂々と掲示していますが、それは世界的に見ても極めて異常な光景です。
例えば、股間をパンパンに強調した男性水着ポスターが公共スペースに掲示されていたらとても奇妙に感じるはずですが、女性を性シンボルとして表現することについてはとても無神経です。
この日常風景に疑問をいだかれない方は、「自分は日本の男尊女卑風潮にどっぷりと浸り、男女平等の意識が鈍磨しているのかもしれない」ということを、まず疑っていただきたいと感じました。
西武鉄道サイドからどのような回答をいただけるのかは不明ですが、今後、各路線の車内環境改善にも生かせると考え、ご興味のある皆さまとは情報を共有したく、本件をアップいたしました。
回答内容につきましては、追ってご報告致します。
西武線に掲示されております車内吊り広告につき、ご連絡差し上げました。
先日、「西武園ゆうえんち・プール」の車内吊り広告を西武多摩川線内で目にしたのですが、それは肌を露出した女性の水着姿だけが過剰にクローズアップされており、まるでグラビア写真のようでした。
私は、男女が乗車する共有スペースにおいて、女性が性的シンボルとされる水着画像が堂々と掲示されることに、以前からとても不快感と嫌悪感を覚えていました。
ちなみに公益財団法人日本鉄道広告協会(JAFRA)では、掲載広告につき「基準一覧」の「鉄道広告掲出基準」にて、下記の制定があります。
1.掲出に当たっての判断基準
(1)鉄道利用者に不快感や、過激な性表現などで嫌悪感を与えたり、青少年の健全な育成を妨げるおそれのないものであること。
(6)事実に反する誇大な表現や、誤った予断をもたせる表現などで、鉄道利用者に不利益を与えるおそれのないものであること。
電車内に遊園地プールの広告を出すことは不適切ではありません。しかしなぜ、肌を露出した女性の水着姿だけがグラビアのように過剰にクローズアップされた広告に、許可が出ているのでしょうか。女性性という属性を、男性目線で利用・消費する姿勢を感じ、一女性利用者として多大な不快感を与えられています。また、ナイトプールに対する誤った予断を持つ要因にもならないかとも、危惧してもおります。どうか上記JAFRA制定が遵守されるよう、ご配慮いただくことを希望します。
ちなみに同様のセクシュアルハラスメントが、企業においてはどのように扱われているのかを付記させてください。
厚生労働省の定める労災の「心理的負荷による精神障害の認定基準」、業務による心理的負荷評価表(別表1)特別な出来事以外の「具体的出来事」の表では、心理的負荷弱にあたるものとして、二種類のセクシュアルハラスメントが例示列挙されています。
それは、
・「〇〇ちゃん」等のセクシュアルハラスメントに当たる発言をされた場合
・職場内に水着姿の女性のポスター等を掲示された場合の二点です。
これらから、少なくとも本件女性水着姿の広告掲示は、電車を利用する不特定多数の女性乗客に、厚生労働省認定基準レベルでの性的心理的負荷を与え、健康被害を引き起こす蓋然性が内在し、誘発している危険性が高いのです。
電車の車内吊りセクハラ広告については、以前から関心をもっておりました。もし御社からご返信をいただけました折りには、わたくしの所属する公益財団法人21世紀職業財団ハラスメント防止コンサルタント他、各団体と共有し、勉強材料とさせていただく所存でございます。
よろしければ、本件水着広告掲載決定に至るまでのフロー、基準を審査する決定権者の有無、そしてこのたびのわたくしの利用者意見がどのように処理され、今後生かされるのか等、ご教示いただけましたら幸いです。
世界各国を見渡しましても、公共鉄道内で、女性性を商品化するようなセクハラ広告というものは一般に見当たりません。
日本のジェンダーギャップ指数は毎年世界で100位以下と低順位ですが、2020年の東京オリンピックに向けて、このような部分から世界標準に合わせ、他国の皆さまにも安心して乗車していただけるようご配慮いただくことを切に希望しております。
恐縮ではございますが、一度、8月27日(日)までに進捗状況をご返信いただけますでしょうか。お汲みくださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
(2017年8月旧ブログ記事より)
(文責:有馬珠子)
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(つづき)西武線さま無回答。「なぜ電車内水着ポスターがダメなのか」
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